季節の便り

峠に霧。ラジカセから笛の音が流れて

2005年7月25日

峠に霧。ラジカセから笛の音が流れて

誰もいない夕方、峠でラジカセのスイッチを入れました。

霧が四方から流れ、今まで風の音さえ聞こえなかった静かな峠に横笛の音が峠に響き始めました。

すると、ウグイスがあちらこちらで歌い始めたではありませんか。
それも、ウグイスの谷渡り、低い声で鳴くのではないのです。(敵対、威嚇のための鳴き声でないことなんです)
それぞれのウグイスの最高の歌声を出しているのでした。

曲は変わり、鼓の音も入って来ました。
横笛と鼓では響き方向が違って聞こえて来ました。私の思い違いかどうかは何方か聞いて頂かないとわかりませんが。
薄暗くなった頃に曲も終わり一人満足した一時でした。

街に下ったとき、店でなんとなく題名を見ていたら「笛」に目が止まり手にした次第です。

8/20のコンサートに横笛の音が峠に流れるから強く惹かれたと思い、ますますワクワク、ドキドキが強くなりました。

5月下旬に沢登りの帰り、峠で篠笛を吹いていたSさんに声をかけてコンサートの事お話ししましたが会社の研修会とぶつかり残念と思っていました。
もし、何かの都合で研修会が取りやめになりましたときは空を飛んで来て下さいとお話ししました。未練顔で手を振り見送りました。

そして、8/20に何と幸運にも横笛でご出演していただける方が、、、、、、現れたのでございます。

そして、先日のことでした。
「こんにちは。私のこと覚えていますか?もう15年振りだけど」と山小屋に入って来ました。
私立高校の教師、佐藤さんでした。
大菩薩に住む昆虫の研究のため、たびたび訪れていたのでした。

さらに、お兄さんと共に「草笛」の本を出しているのです。
「草笛」野の楽器をたのしむ。佐藤邦昭、佐藤英文(築地書房)

昨年のコンサートも今年のコンサートを企画した時、佐藤さんの草笛の事は浮かびましたが、、、そうです。草笛が吹ける佐藤さんなんです。
早速、コンサートの事お話ししましたところ「え!ホントですか?来ます。来ます。あ!まてよ。8/20、残念予定ある」と残念がりました。
私が「佐藤さんの草笛と組んで何か出来ますね」に「その時は喜んでやります。考えますよ」のご返事でした。
今は、8/20のコンサートの事で頭の中がいっぱいなのですが、考えてみたいですね。

8/20のコンサートの日付をずらせばご出演可能な方が何人か、いらっしゃるのですが、今回は満月にどうしてもこだわりました。
なぜか、峠の満月の夜が素晴らしいからなんです。しかもその満月の日は人の力ではどの様にしても動かせない事なんです。

峠の花たちはポツリポツリと咲き始めましたが、シカに花芽を食べられないようにと警戒してか丈が低いです。私も日々花たちに味方をしています。