季節の便り

満月コンサート

2005年8月21日

満月コンサート

8/20(土)満月コンサートは予定通り開かれました。

司会の安藤彰邦さんは軽やかなメロデーを口ずさむ様に進められ皆様もその心地よさに会場が一つになりました。

私のちょっとの挨拶後、山小屋からの抽選会から始まりました。

トップは三浦優子さん「大菩薩の森について」のミニ講演はこれからの山歩きに新しい発見を与えていただいたと思います。

昨年も出演頂いた尺八の森彬さんは皆さんの歌声と笑顔があって楽しい一時でした。

普段は聞けない珍しい楽器が登場しました。
横笛、笙、篳篥の「山で笛を吹く会」の3人の皆さんです。音をそれぞれに聞き、解説がわかりやすくたのしい皆さんとのやりとりでした。
コンサートを開く前、3人の方が音合わせをマユミの木の処でしていました。
その音合わせの曲が峠いっぱいに響き素晴らしいと思い「コンサートが今年も開けるんだ」と胸いっぱいにこみ上げてくるものがありました。

いよいよ延命院のご住職神田重陽さんの虚無僧尺八が静まりかえった峠に響きました。
尺八の曲に合わせるようにススキが揺れて、そして、風を呼ぶ。
尺八の曲が終わりしばらくの静寂、そして皆さんからの心からの拍手。

夕食前に「山楽会」の尾張日出夫さんのハモニカー。が心を和ませました。

夕食が始まり、それぞれにくつろぎ会話が弾んでいました。

第二部は「煎豆屋」さんからの賞品提供の抽選会からです。
一等はTVドラマで登場し只今大人気の手動ミル。二等は電動ミル。二等はコーヒー密閉缶、三等はコーヒー豆(挽いた豆)。全てにコーヒー豆付きでした。会場は和やかになりました。
「煎豆屋」さんありがとうございました。

満月を期待していましたが、雲厚く月が顔を出してくれそうもありません。霧が流れはじめました。
そんな中で昨年も出演して頂いた新内三味線弾き語りの吉井秀男さんの語りが、三味線の音と共に霧の中で響き始まりました。
吉井さんが霧を呼んだのでしょうか。
20分ほどの語りに聞き入りました。終わると語りに感じるものがあるのでしょうか何か「ほぉ~」と言う言葉が聞こえた様な~

再び森さんの全身を使い心を込めての尺八の音も峠に響きました。

「山で笛を吹く会」の皆さんによる横笛、笙、篳篥の演奏が始まる頃、霧が再び流れ流れはじめました。
横笛、笙、篳篥の演奏が峠で聴かれるなんて考えた事なんて考えもしなかった事でした。まして曲に合わせて皆さんで歌う事が出来たなんて夢の様な事でした。雅楽器が身近に感じました。
楽しく、別の世界に入り込んだ気分になりました。

神田ご住職さんの虚無僧尺八の音が流れる頃はますます霧が濃くなり峠を流れました。今回はご自分で作曲した曲です。
峠に流れる尺八の音は峠に響くのはもちろんのこと、心奥まで響いて来ます。
尺八の音が止み、静まりかえり間を置いての皆様の拍手、拍手。
曲の合間と最後にお話し頂いた法話は楽しく心にしみこみました。

月が顔を出さない内に、司会の安藤さんの閉会の言葉が告げられました。

閉会のお言葉は、長年に渡り当山荘を支えて頂いています皆様の代表として鈴木充さんに暖かいご挨拶を頂戴しました。

ここでいったん終了し休むところを準備していますと、「面会の方が来ていますよ」の声に「はて?電話かな?」と出てみますと!
なんと!あのSさん事、志村さんではありませんか。
「間に合うと思って、会社の研修会を終えて来たんだけど。来る途中で月が見えていたので期待してきたのですが」と、、、、私の心か感動でいっぱいでした。「もし、研修会が何らかで中止なりましたら空を飛んで来て下さい」とお話ししたのですが。
それが、仕事を終えて来て頂いたなんて、しかも、明日は仕事がありこれからUターンすると言うのです。もう一つしかもですが、夕食も取らずひたすら峠を目指して来たのです。

再び、安藤さんの出番です。
一息入れて、志村さんの篠笛の音が峠に流れました。そして、一息入れていただいている間だに尾張さんのハモニカー。
「山で笛を吹く会」の方が鼓についての解説と音を聞かせて頂いていますと、神田ご住職さんが尺八を手して前に進み出ていきました。
何と!鼓との競演が始まったのです。
素晴らしいとしか言えない、、、、、!

志村さんの篠笛が終わる頃に霧は消えて来ました。

そして、満月が雲間から見えて来ました。
コンサートには間にあいませんでしたが、皆様の暖かな情熱に山の神々が応えて下さったのでしょう。

志村さんは月の出た峠を後にお帰りになりました。

ご出演頂いた方々、ご参加頂いた皆様、御参加出来なくてもご協力や励まして頂いた方、全ての皆様に御感謝申し上げます。

また、昨年の「風の音コンサート」のスタッフ(ご出演の方々をも含めまして)の皆様が道を開いて頂いたので今回二回目を開くことが出来ました。心よりご感謝申し上げます。

もっと詳しく報告したいのですが、このへんで終わります。
よんで頂き有り難うございました。