季節の便り

一通の手紙

2005年9月29日

一通の手紙

山小屋の雑用を済ませ自宅に下ってポストを覗くと、一通の手紙が入っていました。
それは、送り主の名前と住所が書いてありませんでした。
知っている方からの手紙かな?と封を切りましたところ、てがみとお金が入っていました。
「先日トイレを拝借した折り、うっかりちり紙分別を守らず申しわけありませんでした。自然を守るマナーは心得ているのに、、、お詫びのしるしでもうしわけないのですがお金を同封します」そそっかしい女より(文は要点だけにしました)

私は胸が熱くなりました。この様な事初めてであること、そして、山小屋トイレの条件(車道はなく処理車が当然来ません。電気水道なし。大菩薩では当山小屋だけが個人的なトイレ。トイレの資材の荷揚げは全て人の背中でする事。無臭トイレに工夫している等々)をご理解して頂いた事がうれしく思いました。

頂いたお金は当山小屋トイレ基金に使わせていただきます。
うっかりの方、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

無臭トイレにするには高価なバクテリアなどを使用するためお金がかかります。その費用の一部をお泊まり以外のかたに募金というかたちでお願いしています。その額は缶ジュースも買えないのですが、時々「え!金取るのかい」とおっしゃる方もいます。
お泊まりの方だけのトイレであれば、今工夫している方法で自然分解に近い所まで行きます。

が、、、通過の方の利用が圧倒的に多いので更なる工夫が必要になり今いろいろと考えているところです。

個人的なトイレ施設の使用は断ることがマナーと思います。

無断使用される方が以前と比べ多くなっています。

トイレ問題は今までに何度か取り上げました。
そのうちまた取り上げます。今様子を見ていることがあります。

山小屋トイレのご理解お願いします。