季節の便り

かんざし

2006年3月14日

かんざし

「明日は冷え込むでしょう」とラジオからの聞こえて来ても、以前の寒さではありません。
朝の光も真冬とは違います。私が山小屋に入った頃には、この季節に寒の戻りがあって3月の彼岸までは寒さが厳しかったのですが、温暖化になってしまいました。
夏の花数が気になります。

新しいパソコンの操作がなれて来たので、キーから彫刻刀に切り替えてここのところ
「かんざし」に挑戦していました。
資料をひもとき、実物を見に行ったりしポンコツ頭にムチをあてながらも彫ってみました。

江戸時代に盛んに取り入れられたかんざしは髪形と関係が多いにあるとか。
かんざしに耳かきがついているのも不思議です。それが流行していたらしいです。もちろん耳かきがつかないのもあります。
唐人(外国人だと思いますが)が日本女性は耳の穴が広いのかと思ったとか、、、、笑いをさそいます。

かんざしの先は尖っています。
先の尖った一本の細い棒に呪力が宿ると信じられていて、髪に一本の細い棒を挿す事によって悪魔を払うことが出来ると考えられていたそうです。お守りの役目もあったのでしょうか?
一本のかんざしにいろんな思いを込めて挿していたのでしょう。髪の毛と供にかんざしをきっと大事にしていたのでしょうね。
実物を見て、なんと手の込んだ物を作ったのだろうと関心し高かったのだろうなあと思いました。
デザインも様々で本を読んでいますと、わさびおろしまであったという。
私の場合は材料が木だけを使いますので、いろいろ考えて彫らないといけないのですが。

私の頭にも一本挿して邪気を払いたいのですが、すぐ落ちてしまうので無理なようです。
人の髪形を不審がられない様に観察しこれからも彫り進めたいと思います。