季節の便り

ハクビシン

2006年9月21日

ハクビシン

ここのところ毎朝、山小屋のまわりにテンのフンが落ちています。
内容も、サルナシやマタタビを多く食べているので緑色です。
フンにも季節を感じるものです。

毎年、今頃になると思い出すことがあります。
私が山小屋のテーブルで手紙を書いていた時でした。
ふと、気配を感じ山小屋の入り口の方に目を向けると、犬と思われる動物が山小屋の入り口から入ろうとしていました。
「こら!中へ入っちゃだめだ」と声をかけると「そう、入ってだめなの」という仕草に見え、ゆっくり引き返して出て行きました。

登山者がつれて来た犬と思ったのです。
でも、首輪をしていません。さらに、見るとタヌキ?かな?
まさか、まだ出会っていないハクビシンではないだろうか?
とデジカメを持って追いかけました。逃げずにいました。
外にまだいましたので、デジカメのファインダーを覗きシャッターを切りました。4枚ほど撮りました。
草陰に入り込み姿が見えなくなりました。
とっさの事でしたので、画像を見て良く撮らしてくれたなあ~と思いました。

この当時は借りていましたデジカメでした。
(デジカメとはどのようなものか知ってほしいと貸して頂いたのです)
当時はデジカメなんてと思っていたのですがこの時を境にデジカメの事を認め、その年に購入しました。

下山したおり、里のベテランの猟師に写真を見せてると「これはハクビシンだよ」といわれました。
いつかは出会ってみたいと思っていたハクビシンでした。
あとは、大菩薩の森でまだ出会っていないのはカモシカだけとなりました。
今もカモシカには出会っていません。

野生の動物の写真を自然のままで撮るのは山小屋にいる方はチャンスがあるかもしれませんが、なかなかチャンスはありません。

その中で、この時のハクビシンの写真は今でも感動し、一番の傑作と思っています。

今年は野生の動物を目の前で見る事が多いです。
私が森の動物の一頭?になったのかと、、、それで人間の気配が消えたのかもしれないです。