季節の便り

丸川峠に鉄の杭

2006年12月26日

丸川峠に鉄の杭

裂石から丸川峠に登り着いて、谷を見下ろすところに花崗岩に打ち込んである鉄の杭が一本あります。
どのくらい深く打ち込んであるのか興味があります。この鉄の杭はここから、付近のナラ等で炭にして架線を張り滑車で炭俵を谷から谷へ滑らせて里に下ろすためのスタートの杭だったそうです。
里の古老から「わしらの若い頃だったよ」と話しを聞いた事があります。
鉄杭の近くに炭のクズがありますが、見た事ありますか?雨が降った後に茶碗のかけらも見つかる事もあります。

登る途中でも2カ所に炭クズやときおり茶碗のかけらを見つける事が出来ます。また、途中にカラマツの植林地が南斜面にありますが、そこは炭焼き用のナラ等を切った跡に植林をしたそうです。
登山道ではその広くないカラマツの植林以外は天然の雑木の森が続いています。

「丸川峠までの道はきつい登りで展望もなく面白くない」とおっしやる方が今でも時々いますが、展望も好奇心や観察力がある方は富士山、南アルプス、金峰山のゴジョウイワを見逃しません。
その他でも興味深い登山道と思います。一度この道は書いたのですが、また、いつの日かもっと詳しく書いてみましょうか。

この道は私の荷揚げに上り下りをしているところです。

写真は花崗岩に打ち込まれている鉄の杭です。