季節の便り

鶏冠山の岩壁

2007年11月28日

鶏冠山の岩壁

先日、雲が多めでしたが以前から考えていた鶏冠山の岩壁の写真を撮りに出かけて来ました。
鶏冠山の隣には黒川山があり、二つの山を通称「黒川鶏冠山」と呼ばれています。

遠くは806~809年にかけて、黒川鶏冠山の谷で金の採掘が行われたと文献にあります。
武田信玄時代には多くの金を採掘し軍資金の多くをここでまかなったと言われています。
一時は黒川千軒といわれ多くの人が黒川の谷で暮らしたそうです。
悲劇、伝説があった黒川の谷は何年か前に調査され一冊の本となりました。

鶏冠山の山頂には奥の院(奥宮)の小さな祠を祀り、里宮は一の瀬高橋にいまでもあります。
本尊は十一面観音菩薩でしたが、盗難にあい氏子の方が撮っていた写真を参考に私が彫り寄贈し氏子の方が大切に保管しているそうです。

鶏冠山は全体が「徳和型花崗閃緑岩」の塊で出来ています。
岩壁は北東に面していますが、ファインダーを覗きながら「すごい迫力だなあ~」と思いつつシャッターを押しました。

黒川山の展望台と鶏冠山の奥の院からの眺めは最高です。
特に私は、紅葉の風景をここから眺めるのは大菩薩では一番と思います。
両方会わせた展望方向は、大菩薩嶺と北面の稜線。富士山。南アルプスの山々。乗鞍岳。八ヶ岳。
奥秩父の山々~雲取山。奥多摩の山々等、、、、、です。
なお、鶏冠山山頂の奥の院はとても狭いので充分にご注意下さい。