季節の便り

ぷら~り、ぷら~りとツララは風にゆれて

2008年1月6日

ぷら~り、ぷら~りとツララは風にゆれて

風が強かったのですが、日が当たっている内は暖かく春の様なひとときでした。
新年の初めての日曜日は毎年、人通りがとても少なく静かな一日です。

午前中に「煎豆屋」小田切社長が予定より早く登って来ました。
新年の挨拶をお互いにすませますと、ザックから大きな荷物を取り出しました。
「お早いけどお祝いです。合えば良いのですが」と渡されました。
それは、私にぴったりのベストと毛糸の帽子でした。いつもの心づかいにきゅ~んとなりました。

「煎豆屋」さんを偶然見つけたのは、もう何年まえだったろうかと考えました。
山小屋に据え付ける携帯電話(当時電波がまだまだ良くなくてどうしたらいいのかと)のことで、ドコモの支店に幾度も通っていた頃でした。
その通う道に「煎豆屋」」さんがあったのですが、この頃は自家焙煎の文字がはじめはどんな意味かわからなかったのです。
良い香りが道に漂っていました。
珈琲の入れ方は、豆を頂いた方の真似をしていたのでした。その内、本屋にて「珈琲の美味しい入れ方」を手にし、未熟であったことに気がつき「自家焙煎」のこともわかり恥じたものでした。

ドコモ支店に通うある日、「煎豆屋」さんの表に(小売りします)と新しく書いてありました。
帰りは迷うことなく、入っていきました。
偶然にも小田切社長がいらしていました。
「あの~どこかでお見かけした様ですが~」に私は初めて訪れたので「どこでか~会ったかなあ~」と考えていますと「TVにでていませんでしたか?」
それはNHK「小さな旅」(加賀美幸子アナ担当)の取材を受けた事の様です。
小田切さんは登山の趣味を持っていましたので、はなしが弾みました。
これから「煎豆屋」さんのコーヒー豆を使い始めました。それから「山小屋でこんな美味しい珈琲が飲めるなんて~」と言われる様になりました。
それと供に私もさらに珈琲がとても好きになり、どこかに行ったときは珈琲を飲み比べています。

そして、「めざましテレビ」(フジテレビ)になんと!「雲上のレストラン」のシリーズの一つとして山小屋「丸川荘」が取材を受けて、「煎豆屋」さんの珈琲が写り、「煎豆屋」小田切社長も珈琲のお話で出演されたのでした。

珈琲豆だけの購入ですますことなのに、途切れる事無く大きな交流が今でも続いています事はとてもうれしいことです。
それは、珈琲豆の自家焙煎の確かな品質とそこで働くの皆様と小田切社長の情熱があればこそかなあ~と、、、山小屋の木にぶら下がり昨年から落ちもせず風に揺られているツララを眺め語りかけました。

ツララは風に揺られて、ぶら~り、ぶら~り。知らんぷりしていました。
風も知らんぷりして通りすぎていきました。