季節の便り

肥松(さし松ともいう)の観音像

2008年2月21日

肥松(さし松ともいう)の観音像

今晩は満月だと思うのですが、、、自宅付近から大菩薩嶺を見上げ、右に目で追って見るとまん丸い月が尾根から昇っていました。
薄い雲が少し周りに流れ、飛行機雲が月の灯りで薄い黄色になって東の空に向かっています。
冬なのに暖かく感じる夜だと思いたくなる今晩です。
かぐや姫は四季のいつの夜に迎えに来たんだったっけと月を眺めながら考えてしまいました。
ピーンと張りつめた寒さの夜か?冬なのに暖かな夜なのか?それとも天の川さえ浅くする月夜の晩なのか?、、、「竹取物語」を読んで見ようと思いました。

ここのところ、肥松を利用した細工物を続けています。
肥松の材料を手にすることが困難なのに、人との交流によって手元に来て細工が出来るのはとても幸せな私です。
Aさんには特に感謝です。何気ない会話の中で私に取ってヒントになった方々にも感謝です。
大きなヒントでした。
頭がカラ~ン。コロ~ンと音を立てている空っぽの私ですのでヒントいっぱい浮かんだとはいかないのです。
天才は、のど自慢で合格の鐘をならす様に「キンコンカンコン。キンコンカンコン」と次々に浮かぶのでしょうね。

肥松で無節、ひびなし、虫食いなしのところが手に入りました。
細かくして使うよりはと思い、観音像に挑戦してみました。
ボクっと欠けるおそれがあり、細かくは彫れないので写真の観音像になりました。
欠ける事もですが、木目に逆らうとクサビが入った様にパックリ割れてしまいますので用心しながら彫刻刀を動かしました。
先に彫った観音像は少し飴色になってきました。