季節の便り

丸川峠への登山道に砂

2008年7月10日

丸川峠への登山道に砂

雨上がりの登山道(丸川峠への途中の登山道)で平な所に砂の道が出来ます。

丸川峠分岐~丸川峠の登山道は徳和型花崗閃緑岩層の地質に入ります。途中のみそぎ沢が花崗岩がゴロゴロしているのがわかりますか?
丸川峠に登る途中の登山道を何カ所も地層が横切っています。
赤土が4カ所あって、そこには炭焼き釜があったと考えられる炭が散らばっています。
気がつく方はいないようです。土をうまくつかって炭を焼いたのでしょう。
以前、里の古老に「あの道を何回も登って炭を焼いたものさ」の話しを聞いた事があります。
峠に登る右側にカラマツがありますが、以前そこにはナラやクヌギが育っていたのでしょうか。

登山道の木々にはカラマツもありますが、ほとんどは落葉樹で秋には葉が登山道を覆います。
このときの葉は油分があるのか滑りやすくなりますが、やがて、土になじみ滑らなくなります。
登山道は花崗岩層が風化して砂地になっています。それが、雨上がり後に砂の道が出来るんです。

地質に関心を持たない前は下り道は他の道より滑ると思っていましたが、地質の事を教えていただいてから観察したり、登山者を案内した折に他の道を歩く様子や、同じ雨模様で他の道を歩いてみて比較して見ました。
丸川峠分岐~丸川峠は他より滑らないと思います。
天然林の為に落葉樹が多く、落ちた葉が滑り止めの役目を果たしていると考えました。

過日、登山者とおしゃべりしている時に、一度書いてみようと思い今回になりました。

「丸川峠分岐~丸川峠は景色が見えず楽しくない」とおっしゃる方が時々いますが、、、(1)巨木の道(2)天然林の道(3)炭窯跡が4カ所ある道(4)短いがナイフエッジの道がある(5)富士山が木々の間から見える道(気がつく方もいます)(6)お地蔵さんが見守っている道。それと、、、あとはこの次にしましょう。