季節の便り

森の”聞き書き甲子園”研修会に参加して

2008年8月20日

森の”聞き書き甲子園”研修会に参加して

先日、森の”聞き書き甲子園”研修会に参加して来ました。
森の”聞き書き甲子園”とは各都道府県から選ばれた森の名人、名手(0~2人)に選ばれた人を自ら進んで手を揚げた全国の高校生が取材して名人、名手の技や生き様を記録しまとめるものです。

担当のNさんから一ヶ月余り前に電話を受け、私で良かったらと他に予定が無かったので引き受けました。
私は昨年、山梨県で二人の中の一人として選ばれたのでした。もっともっと素晴らしい名人はいると思うのですが、、、「木工加工の部門」ででした。
今回は取材される様子を私に実際行い研修生に学んでもらうための参加です。
昨年、私を取材した方は深澤さんでいまは林業関係の職場で頑張っています。

当日、高尾駅から「高尾の森わくわくビレッジ」行きのバスに乗り、高尾の森のゆったりする風景を眺めながら施設に着きました。
担当のNさんと聞き役係の二人(昨年の経験された方)と軽く打ち合わせをし皆さんが待つ研修室に向かいました。
皆さんには私の情報は一寸だけしか知らされていないそうです。それは初めてあうという設定だからとNさんが話されました。
研修室に入りましと、100人程の高校生のカラフルな事に驚きました。
私たちのころは、制服の半そでのYシャツか体操着でした。時代もあるのでしょうが、その分自分の主張がそれぞれきちんともっているんだろうと感心しました。

無口で小食で色白で小心者の私は、ドンドン質問やら意見等来たらどうしょうか、と、焦りました。私の作品と道具を高校生に見せて頂きたいというので、リックに詰めて持って来ました。それらは皆さんの手に順々に渡って行きました。
○どうして山小屋をやろうとしたのですか?○以前の登山者と今の登山者の違いは?
○木彫りでどんなところが難しいですか?、、、などなどやりとりを書きき続けるときりがありませんので省略します。

以前と比べファミリー登山や高校生グループの山小屋利用は少なくなっているので、特に昔ながらランプの私の山小屋のことは解らない方が多いのではなかったかなあ~と思いました。
あっという間に予定時間が終了してしまいました。
へんちくりんな私をどうとらえ思った事でしょうか?
終了と供に私の前に集まった皆さんとの会話はたのしいものでした。

高校生っていいなあ~。
私は、高校時代が一番楽しかったです(それは担任の先生の御陰です)

帰りのバスを待つ間、担当のNさんと係の二人との会話中に、あんな事、こんな事を話した方がよかったかなあ~と反省項目ばかりでした。
帰りのバスで「来て良かったと思う」と呟きながら高尾の森を眺め駅へ向かいました。

研修を終えた高校生は地元の名人、名手を訪ね聞き書きし記録しまとめたのが写真の本です(昨年の聞き語りをまとめた本)
純粋な気持ちとまっすぐに取り組んだ立派な本です。
名人芸の極意が書き込まれて、人にとってはノドから手が出る位欲しい本だと思います。

へんちくりんな私の話しを聞いて頂いた高校生の皆様と私を選んでいただいた担当のNさん有り難うございました。