季節の便り

2005年トリ年、黒川鶏冠山

2005年2月18日

2005年トリ年、黒川鶏冠山

丸川峠から、無積雪時で歩いて90分のところに黒川山(1710m)その隣に鶏冠山があります。2つの山を総称して黒川鶏冠山と地元では言っています。

黒川山の三角点は木々に囲まれて眺めはありませんが左の道を登り切ると狭いのですが岩場があり、ここからの眺めは大菩薩の尾根。富士山。南アルプスの山々。奥秩父の山々。それと甲府盆地がワイドに見えます。
再び道を戻り隣の鶏冠山に登りましょう。

今年の干支、トリ年にぴったりの鶏冠山は岩山です。
丹波村から見ると鶏冠の形をしているというので名前が付けられたという事です。
山頂は黒川山と同じく眺めには感動することでしょう。
ただ、山頂は狭く絶壁となっていますので充分にご注意下さい。
その絶壁の谷は、武田信玄時代に大量の金を産出した金山でした。
武田軍の軍資金は、ほとんどここから捻出したそうです。
さらに、金が出る様に金の鶏を鶏冠山に埋めたと言われています。

大菩薩の山全体が金産出の可能性を秘めていたそうで大きな牛の形にたとえて、鶏冠山は牛の首の位置と言われていたようです。
関連があるのでしょうか?近くの谷に「牛首谷」と名が付いています。

山頂には鶏冠神社、奥の院の小さなお社があります。
里宮は一ノ瀬高橋にあり、本尊の十一面観音像は長く不座でした。
昨年、氏子総代から依頼されて私が以前の写真を元に彫り寄進しました。
昔の賑やかさがありませんが天然記念樹の大木のサワラが一本、堂々と立っています。

トリ年、鶏冠山を取り上げました。
写真は鶏冠山の奥の院です。