季節の便り

困っています。

2005年6月12日

困っています。

12日。スッキリした空ではありませんでしたが、朝には富士山が見えてお泊まりのSさんは「行いがいいから、富士山がこの季節で見られたのよ」と大喜びでした。

記念写真を撮り終えてUターンをするときに写真のように、土が掘り起こされて草がない状態を目にしました。
ここには、フデリンドウタが確か5輪は咲いていたのに。
すぐ側で2輪のフデリンドウが「友達が消えてしまったの」とションボリと花を閉じていました。

どうしてこの様になったかを説明します。
前日ここで小便をした登山者の方がいたのです。そして、夜にシカ(テン、ウサギも掘ります)が小便をしたここを掘り起こしフデリンドウもついでにシカの腹に入ってしまったのです。計ると50センチ四方もありました。
これはシカでしょう。
小さな花は特に今頃の季節、登山道のすれすれの処に花を咲かせます。背の低い花は太陽に光を確実に採れるところを選ぶのでしょう。

「花畑になる峠です。小便をしないでください」と呼びかけているのですが残念です。以前はシカ達は掘り起こさなかったのです。
食生活が変わったこともあると思いますが、今は必ず掘り起こしそこの花が消えています。注意したとき説明をするのですが登山者の方の反応は様々です。

先日、里の猟師のベテランの方から興味深い話しを聞きました。
「畑がシカに荒らされるので、塩をなめさせればあらされないのではと思ってさ。塩を置いたわけさ。ところが、俺が小便したところを掘っていたよ」
ということは、塩そのものでなく何かの成分が目的なのではないだろうかと思いました。
シカが特定の木の皮を剥いでいるのと共通しているのではないかと、、いろいろと観察して見ようと思います。

三窪高原の道の草刈りの時、人がここが多いと思われるところの方が花芽が多く食べられて、すくないであろうと思われる場所はずっと被害は小さかったです。人との関わりがあると思われます。

シカ達にとっては食料なのですが。

ススキ、笹を食べて貰う様に策を練り試みたのですが、なかなかうまく行きません。こちらの方はもっと研究しなければと思っています。

前にもHPで二回取り上げました。
○自然の中のトイレ○考えてほしいことですがどの山域でも同じ様に花が少なくなっています。何か方法がないか、以前の様な花畑にと考える日々です。